富城入道殿御返事 弘安三年四月一〇日 五九歳

 

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 鵞目一結給び候ひ了んぬ。御志は法華経に挙げ申し候ひ了んぬ。定めて十羅刹御身を守護すること疑ひ無く候はんか。
 さては尼御前の御事をぼつかなく候由、申し伝へさせ給ひ候へ。恐々謹言。

  卯月十日    日蓮花押

 富城入道殿御返事