富城入道殿御返事  弘安二年一一月二五日  五八歳

 

(★1428㌻)
 不断法華経。来年三月の料の分、銭三貫文・米二斗送り給び候ひ了んぬ。
  十一月廿五日        日蓮花押
 富城入道殿御返事
  尼御前の御寿命長遠の由天に申して候ぞ。其の故御物語り候へ。
 
 絶えることなき法華経への御供養、来年三月の分として銭三貫文と米二斗をお送りいただき、たしかに受け取りました。
  十一月二十五日        日蓮花押
富城入道殿御返事
 富木尼御前の御寿命が長遠であるようにと諸天に申している。そのことを尼御前にお話しください。