-1241- みそ(味噌)おけ(桶)ひとつ給び了んぬ。はら(下)のけ(痢)はさゑもん殿の御薬になを(治)りて候。又このみそをなめ(嘗)ていよいよ心ちなをり候ひぬ。 あわれあわれ今年御つゝがなき事をこそ、法華経に申し上げまいらせ候へ。恐々謹言。
六月廿六日 日 蓮 花 押 兵衛志殿御返事