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(★417㌻) 今日召し合はせ御問注の |
今日召し合わせて訴訟の対決のことをたまわりました。各々が思われるとおりなら、三千年に一度花が咲き実がなる優曇華に会った身のようです。西王母の園の桃は九千年に三度実るのですが、これを得た東方朔の心のようです。一生のうちでこれほどの幸せはまたとないだろう。御成敗の甲乙はしばらく置き、先立ってわだかまりを開発すべきでしょう。 |
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但し 各々は一処の同輩なり。私に於ては全く |
ただし、兼ねてよりご存知のことであろうが、駿馬にも鞭をうつ理由があります。今日の御出仕で公庭に望んだ後は、たとえ知り合いであっても、同僚に向って雑言してはなりません。 両方の者が呼び出され、御奉行人が訴陳の状を読む時は何事に付けても、御奉行人が尋ねること以外は一言もいうべきではありません。たとえ、敵人等が悪口を吐こうとも、各々の身に当たる事であっても、一、二度までは聞かないようにするべきです。三度目に及ぶ時は顔色を変えず荒い言葉ではなく柔らかい口調でいいなさい。 「各々は同じところの同輩です。私においては全く遺恨が無い」このようなことを申すべきでしょう。また、お供の雑人等によくよく注意しなさい。喧嘩をしてはいけません。このような事は書状では申し尽くし難い。心をもって汲み取っていただきたい。 |
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此等の 五月九日 日蓮花押 三人御中 |
差し出がましいことを言うようで恐縮だが、経文と行者と檀那が三事相応して一事を成す為に愚言を出す処である。恐恐謹言。 五月九日 日蓮花押 三人御中 |