富木殿御返事
建長五年一二月九日 三二歳
(★25㌻)
よろこびて御
との
(
殿
)
びと
(
人
)
給はりて候。
ひる
(
昼
)
はみぐるしう候へば、
よる
(
夜
)
まいり候はんと存じ候。
ゆう
(
夕
)
さり
とり
(
酉
)
の
とき
(
刻
)
ばかりに給ふべく候。
又御
はた
(
渡
)
り候ひて法門をも御
だんぎ
(
談義
)
あるべく候。
十二月九日 日 蓮
とき殿
お迎えのご家来をつかわしていただき喜びにたえません。日中は見苦しく存じますので、夜になってからまいりたいと思います。夕方の六時前後に迎えを給いたく思います。
また、こちらにもおいでくださって、法門等をご談義いたしましょう 。
十二月九日 日 蓮
とき殿